【完全版】絶対に転職してはいけない会社の見分け方

投稿日:2021/11/17 最終更新日:2022/06/07

【完全版】絶対に転職してはいけない会社の見分け方

今回は「絶対に転職してはいけない会社の見分け方」を解説します。

最近はコロナの影響もあまりなく転職ブームが続いていますね。
今はスマホで転職情報を探したり、エントリーが出来たり簡単に転職できる時代です。

しかし、逆に捉えれば企業も簡単に求人を公開できることになります。
一度ググれば名前を聞いたことのないような企業もたくさん出て来るでしょう。

そこで、いざあなたが転職活動をする際に「どこが良い会社なのか?」見分けることが出来ますか?

せっかく苦労して転職をしたのにも関わらず、入ってみたら「自分のやりたいことではなかった・・」「残業が多すぎる・・」なんて思いをしている人って実はたくさんいます。

今回の記事はあなたの転職活動で絶対活かせる転職すべきでない会社の見分け方を細かく説明します。

結論

  • 3年後定着率が低い会社
  • 社員数が多い
  • 求人内容と違う可能性がある

3年後定着率が低い

新卒で入社した会社を辞めて転職をするタイミングは3年目が一番多いです。

それより割合は少ないですが次に多いのが2年目で1年目と続きます。
つまり、転職するタイミングとして1年目〜3年目に集中をしており、4年目以降は割合が低くなっているということです。

ここで何が言えるかというと、四季報や転職サイトで掲載されている3年後定着率は非常に重要であることです。

これが重要だということは誰でもわかっていると思いますが、あなたが思っている以上にすごく大切な数値です。

退職理由としては様々ですが、「自分の市場価値を上げたい」といったポジティブな理由で転職する人はあまり多くなく、ほとんどの人はネガティブな理由による転職です。

本音では「会社の将来に不安」「同僚との関係性が合わなかった」といったネガティブな理由がほとんどということです。

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転職者の多くが3年目以下であり、3年目ともなると会社の雰囲気や成長度合いなど見えてこなかった全体像まで見えてきます。

なので、その会社の実像を踏まえた客観的評価をしている数値が3年後定着率ということです。

まず、転職を検討する人は3年後定着率が高い数値であるかどうかを確認しましょう。

全体的に数値が低く3年目が特に低い数値になっている会社は注意が必要です。

なぜなら、1年目では「辛くてももう少し頑張ろう」とあまり転職に動き出す人が比較的少なく、「そろそろ転職しようかな」と動き出すのが2年目〜3年目だからです。

これは「石の上にも3年」といった困難でも耐え忍ぶ国民性がそうしているのでしょう。

「自分には合わない」「ここで働きたくない」と思っても多くは数年耐えようとするのです。

検討している会社でこのパターンがあった場合は離職率が高い会社であることは間違いないので候補から外すことをオススメします。

 

そして、もう一つ注意すべきは3年目定着率を公開していない会社です。

四季報や転職サイトで3年目定着率を公開している企業はほとんどですが、中には公開していない企業もあります。

後悔をしなければいけない義務などはないので、公開しないことは悪いことでないのですが、会社にとって3年後定着率は辞めていく人が少ないことをアピールする良い数値になります。

つまり、本来は出すべき数値が公開されていないということは出せない理由があると考えましょう。

そういう企業はおそらく「離職率が高い」です。

ある意味3年後定着率でその会社の実情が見えてしまうので、この数値はしっかりチェックして検討していきましょう。

社員数が多い

社員数が多い方がいいのでは?と思いますよね。

確かに社員が多いということはそれだけ人気があって、定着率も高いということなのでホワイト企業であることは間違いないでしょう。

しかし、自分のスキルを磨くという点ではネガティブなポイントになります。

従業員数の多い大企業と呼ばれる会社では職種や業務内容によって仕事が割り振られています。
そのため、仕事の規模はお金も掛かっていて世の中を動かす仕事であったとしても、関われる度合いが非常に小さいです。

一連の業務の数%しか満たない部分しか任せてもらえないといった具合です。

これが大企業でも転職したいと思う人たちの転職理由です。

つまり、もっと業務に幅広く関わってより専門的な知識・技術を身につけたいと思う人がたくさんいるのです。

こればっかりは仕事の実態があまりわかっておらずキャリアパスを深く考えられてない特に大学生の年代には気づくことが出来ません。

特にこのサイトで紹介しているエンジニア職は全てが技術力と経験によって評価されます。
今まで制作してきた優れたものや培ってきた高いスキルといった人よりも積み重ねてきたものを会社は評価をします。

それであれば、より深く業務に関わって専門的な知識・技術を幅広く習得したいですよね?

大企業よりもスタートアップ企業やベンチャー企業などの設立してからの年数や人数は少ないけど、仕事はバリバリにこなしている企業であれば、入りたての若手でも一連の業務に関わらせてもらえることも多く、早い段階で責任のある仕事も行うことが出来ます。

そこで経験を積んでさらにレベルの高い企業や独立をする方が専門的なスキルアップや年収アップも望めます。

もちろん安定を一番に大企業を選択することをするなということではないですが、もう現代は終身雇用の時代ではないです。

きっと数年後には海外の企業のように業績や個人のレベル、売り上げなのでクビをどんどん切られていくようになるでしょう。

そんな時に助けてくれるのはあなたのスキルと経験なので、社員数が多くてホワイトだからといって転職すると後悔をしてしまうことになるかもしれません。

なので、あなたがまだ働き出して数年の方だとしたら転職時に大企業を選ぶのはお勧めしません。

求人内容と違う可能性がある

求人内容と違う仕事をすることになりガッカリするパターンはかなり多いです。

しかし、本当に自分のやりたいことが出来るのかどうか事前に知ることは難しいですよね。

面接でもなんか濁されてしまったり、求人では曖昧なことが書いてあったりと「ここなら大丈夫そう!」と思えないことが転職時によく見られることです。

ここでやるべきことは「入社後にどんな仕事から始めるか?」「自分は御社の〇〇に興味があるのですが、そちらの業務に関わることは出来ますでしょうか?」などを面接でまず確認しましょう。

もし、求人内容に嘘を書いていない企業であれば、社員の働き方や業務例などを挙げて説明をしてくれるはずです。
しかし、そこをなんとか濁して社員を確保したい企業は面接で嘘を返すわけにはいけないので、可能性の話をします。

例えば「本来は××に配属されることが多いけど、君ならもしかしたら〇〇で配属されるかもしれないよ」など嘘ではないけど期待を持たせることを返答します。

また、エンジニア界隈で多いのは入社数年は「家電量販店で販売員をして1年〜2年経ったらエンジニアへ配属」などなぜか修行期間のようなものが設けられている会社もあります。

私もこういった企業への転職面接を受けたことがありますが、やはり自分のしたいことをすぐ出来る環境に行きたかったので、内定を辞退しました。

面接でたくさん確認をし過ぎてしまったり、失礼な質問をしてしまうのは避けた方がいいですが、求人内容で自分のしたいことが本当にわからない時はしっかり確認をしたほうが身のためです。

まとめ

転職を決意することは生半可な気持ちでは思い切ることは出来ません。

もし転職を決意した人はきっと自分の人生を変えるための大きな決断をしたはずです。

しかし、その決断が転職先の人間関係が悪かったり、自分のしたいことが全く出来ない環境だった場合に台無しになってしまいます。

そんなことがないように今回の3つのポイントを抑えて転職先を絞り込んでいくと、自分のビジョンに沿った仕事をやれるはずです。

以上、「絶対に転職してはいけない会社の見分け方」でした。


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