投稿日:2021/11/08 最終更新日:2022/11/24
【勉強】新卒教員がエンジニアへ転職するため過ごした平日ルーティーン
今回は私が転職に向けて過ごした1年半の平日ルーティーンを紹介したいと思います。
前職が教員だったこともあり、時間を作って勉強時間に充てることはなかなか難しかったですが、上手く時間を活用して勉強を積み重ねることが出来たので、参考になればと思います。
1日のルーティーン
私の平日ルーティーンはこんな感じです。
平日は平均で3時間の勉強時間を確保するように努めていました。
また、朝方に変えようと思いましたが、元々夜型の人間なので高確率で起きることが出来ず、勉強できない日もあったので基本は夜に勉強をしていました。
ちなみに休日のルーティーンも載せておきます。
休日は部活動の指導や他の仕事もあったため、なかなか1日を確保することは出来なかったですが、1日休みの日であればほぼ勉強時間に費やしていました。それでも、1日10時間集中し続けるのは無理だったので小刻みに休憩を入れて休みつつ勉強をしていました。
今回は平日ルーティーンを細かく紹介していきます。
6:30【起床】
朝は結構早いです。
8時には仕事がスタートしてしまうので最低でもこの時間に起きて支度をしなければいけません。幸い家から職場までの距離が近かったので通勤で時間を消費することがあまりなかったのが良かったです。
後で紹介をしますが、夜はぎりぎりの時間まで勉強をしていたので、支度は15分で済ませて出勤していました。
7:00【出勤】
大体、7時には職場である学校に到着をします。
そして、着いたらすぐに1日の授業準備やタスク整理をします。
授業は全コマあるとめちゃ大変です。準備だけでも軽く3時間は使うので余裕を持って準備をしないといけません。
授業で使うプリントのコピーや掃除、生徒の受け入れ態勢をこの時間で済ませます。
この時間はあまり他の教員も出勤してきていないので、静かな環境で集中して取り組めます。
7:30〜20:00【仕事】
ここからざっとまとめましたが、ここからが仕事です。
日中はもちろん授業と生徒対応、放課後は面談や部活をした後に山のように積まれた書類整理をしていきます。
私は授業をするのは好きでしたが、書類整理があまり好きでなかったです。
集めて何の意味があるのかわからないアンケートとか提出してもフィードバックが一切返ってこない書類が多くあります。古い慣習の残っている職場環境であることは間違いないので致し方ないですが、やる気が起こらず大変でした。
一通りやらなければいけないタスクが全て片付くのが大体20時です。
とは言っても、「今日やらなければいけない」なので全て終わっているわけではありません。
本当に全てやり切るなら0時は超えるでしょうが、キリがないのでいいところで退勤します。
20:30〜21:00【夕飯&風呂】
家に返ってさてゆっくりしよう、というわけでもなくここから30分で夕飯と風呂を済ませます。
なぜなら、勉強時間を確保するため、全てはそれだけです。
献立は一人暮らしのときは大体パパッと済ませらせる麺類や作り置きの夕食でした。
食べるものは栄養さえ取れればいいと思っていたので、いつも同じような食事をとっていました。
約10分で夕飯を済ませた後は速攻でシャワーを浴びます。
子供の頃からシャワーでパパッと済ませるのが日常だったので、風呂の時間も10分で済みます。
ここまでで合計20分ほどで完了し、残りの10分は少しだけ休憩をします。
21:00〜0:00【プログラミング勉強】
ここでメインの勉強がスタートします。
ここまでで仕事の疲れで動けなくなりそうになっていますが、勉強をやらずに寝落ちした日はいつも情けなく思うくらい気持ちは強かったので、とにかくPCの前に一回座ることを意識しています。
勉強する内容は基本的にアウトプット中心の模写コーディングをしていました。
ちなみに初心者の人は絶対に模写コーディングをたくさんやったほうがいいです。
模写コーディングとは世の中にあるサイトをそっくりそのまま自分で作成することです。
模写コーディングで得るメリットは2つあります。
- コーディング力が上がる
- ポートフォリオの作成が出来る
まず、コーディング力が爆上がりします。
エンジニアになるために何が必要かと言えば、お客さんのイメージしたものを作れることです。
例えば、「ここにスライドショーを入れてください」と言われればスライドショーを実装しないといけないわけです。
ということは、スライドショーを自分で作れるようにならなければいけないので、本を読んでいるだけでは意味がありません。
模写コーディングは見たものをそのまま調べながら自分で考えて作るので、実践力が向上します。
しかも大体模写コーディングの参考にされているサイトはよく使われるアニメーションも含まれているので、身につけるべき技術をしっかり抑えられます。
ただ、最初は全然出来ないと思うのでメンタルが折れそうになります。
とにかく、書いて書いて書いて繰り返すことでモダンな技術を覚えることが出来、「これ作って」と言われた時にパッと書けるようになると言うことです。
なので、参考書を読んだり基礎内容がまとめられた記事を見るインプット作業が3割、模写コーディングなどが7割を占めていました。
より詳しい勉強内容・方法をまとめた記事も貼っておきますね。
【完全版】教員からエンジニアになれたプログラミング勉強法
そして、ポートフォリオの作成が出来ます。
ポートフォリオとは、自分が作成していたデザインやWEBサイトなどを書類や自分のサイトなどにまとめておき、面接などで自分の実力をアピールするためのものです。
WEBデザイナーやWEBエンジニアに転職するのであれば、ほぼ提出を求められるので絶対準備をしておきましょう。
勉強時間が限られた社会人だと1年あったとしても勉強しながらであれば、アピール用のWEBサイトを準備するのは結構大変です。
私も1年で作れたWEBサイトは5本ほどでしたが、模写コーディングは全てポートフォリオに載せるために作っていたので直前に慌てず準備が出来ました。
自分のレベルがどれだけ上がったのかを確認することが出来るので模写コーディングはオススメです。
話を戻すと、21:00〜0:00までの3時間でゴリゴリと模写コーディングを行います。
その後は大体0:30には睡眠をとり、6:30分に起きる流れでした。
まとめ
基本的に3時間は勉強時間を確保して、睡眠は6時間ほど取る生活でした。
私は早く転職してエンジニアになりたい気持ちが強かったので、遊びたい気持ちは一切なく遊ぶくらいなら勉強しようと思うくらいやる気に満ち溢れていたので、続いたのかなと思います。
平日3時間確保出来れば月〜金で15時間を勉強時間に当てられ、月60時間になります。
60時間もあれば、模写コーディング1本は出来ますし確実に実力が上がるので、転職のために勉強している人は平日3時間を目標にしてみてはいかがでしょうか。
以上、「【勉強】新卒教員が転職するために過ごした平日ルーティーン」でした。