投稿日:2022/10/29 最終更新日:2022/11/26
未経験でもWEBエンジニア転職を成功させる方法
今回は未経験でWEBエンジニアへ転職するために意識すべきことを解説します。
私も未経験でWEBエンジニアに転職をして早1年以上が経過しているのですが、
改めて転職前の状態を顧みた時に「これやっててよかったな」とか「これやればよかった」ということがたくさんあります。
こういうことは当時の知識量では考えが及ばないことも多々あるので、今となってはの話ではあるのですが、
これから転職に向けて頑張ろう!と考えている方に向けて参考になればと思いまとめています。
ゴール設定をしっかりする
ゴール設定とはなにか?
ここでいうゴールは転職で実際に面接などを受けるときが当たります。
私も面接時をゴールとして設定をしていました。
そして、ここで一番大事なことは転職したい企業に対してどんなベネフィットを与えられるのか?を考えることです。
仮に以下のような人材があなたのもとへ来たときに採用したいと思いますでしょうか?
- 簡単なWEBページは作れる
- 基礎的なことしかやっていない
- 現職でのアピールポイントは特にない
- やる気はある
やる気があることはとても大事ですが、根拠のあるやる気をアピールしなければいけません。
上記の例の場合は1つ目~3つ目の内容がやる気に対する根拠とはならず、むしろ「本当にやる気あるの?」と思わせてしまいます。
先ほどのどんなベネフィットを与えられるかについてですが、未経験でも採用する企業は「一からでも育てて成長させる」ことが見込まれています。
ただ、教えることはするけど自分で学ぶ意欲がなければ成長はしません。
IT技術の進歩はかなりは速いスピードで変わっていきますので、自分で情報や技術を習得する意欲はとても大切です。
なので、入社前に一定のレベルまで自分で勉強する必要が絶対必要です。
あなたが会社に与えられるメリットは「自分でも積極的に学び根拠のあるやる気がある人材」であることです。
エンジニア職でもフロントエンドやバックエンド、もっと細かく細分化すると多岐にわたりますので、それぞれの職域の知識・技術をつけるために学ぶことはかなり異なってきます。
しっかりとゴール設定をしたうえで何をするのかを明確にしたほうが良いのではないかと思います。
※どんな職種でもそうだと思いますが、、
ポートフォリオを作る
ポートフォリオは自分で作成したWEBサイトやデザインを一覧にしたものです。
WEBサイトでいえば自己紹介ページのようなものでしょう。
ポートフォリオは面接時に必要です。
無ければ大丈夫です、と言われても絶対に見せたほうがいいものです。
私は2か月くらいの期間を使用してポートフォリオを作成しました。
ポートフォリオ=自分が持つ技術力と判断できます。
全然レベルが低く、まだまだ勉強しなければいけない状態であれば提出は逆効果だと思いますが、未経験市場であればまずは準備して提出することに意味があるので準備したほうがいいです。
※最近の未経験市場は前ほど売り手市場では無くなってきているので注意が必要です
これば先ほどの根拠のあるやる気につながります。
もちろん、同じような立場の人たちもポートフォリオはほとんど準備してくるでしょう。
仮に自分は用意していなくて他の受験者は用意している状態だとあなたの分が悪くなることは明らかだと思います。
もし、ポートフォリオを作る場合は「WEBデザイン 参考」などで検索されるページを参考にしたりして早めに構成を練り上げるほうがいいかと思います。
また、ポートフォリオには学んだことを取り入れていくと知識の定着につながるので、積極的に活用しましょう。
JavaScript を理解する
私が最もやっておけばよかったと思ったのはJavaScript です。
ここでいうJavaScript はVanilla JSのこと(=JQueryとかではない)です。
私が転職前のとき、「JavaScript はあとでJQueryを先にやったほうがいいよ」という記事を見ました。
それを受けてJQueryを必死に勉強しDOM操作やアニメーションを勉強したのですが、JQueryのほうこそ後でよかったなと思いました。
むしろ先にJavaScript をしっかりやるべきだったなと思いました。
なぜかというと、2点ほど理由があります。
JQueryはJavaScriptライブラリである
JQueryはJavaScriptコードをより簡単に記述できるようにするために設計されたライブラリです。
つまり、元を辿ればJavaScriptであるということです。
JQueryで覚えた知識はVanilla JSでも生きてはきますが、逆のほうがもっと効果的です。
JQueryが広く使われだしたのは結構前ですが今でも現役で使用されています。
しかし、最近ではJQuery人気は下降しており、ReactやVueなどのUIコンポーネントライブラリの人気が上昇しています。
ReactやVueはJavaScriptが書けなければ使えないので、 この点からもJavaScriptは覚えるべきです。
Vanilla JSを学ぶことは先の成長を考えると効果的だと思います。
モダンフロントエンドはJavaScriptを使っている
先ほど触れましたが、ReactやNextjs、Vue.js、Node.jsはすべてJavaScriptをもとに設計されています。
WEB制作者として成長していきたいと思っている人であれば、きっとこれらを学ぶことになると思います。
もし、その時がやってきたときにJavaScriptをしっかりと理解しているようであれば、かなり楽になります。
早い段階でJavaScriptを勉強することは重要ではないでしょうか。
現職で優秀な成績を修める
これもすごく大事なことです。
未経験転職の際に人事が見ることとしては、「優秀な人間であるかどうか」です。
IT関連とは関係のない会社で勤めている人を面接するわけですから、その人が持つ技術力が重要なポイントではなく、現職の会社でどれだけ努力出来ていたのかがポイントになります。
何か役職についていたとか賞を取ったとか明確な肩書きがあれば尚良いです。
面接時の会話や履歴書で判断をするわけですから、現職における明確な実績を持っていることは他の面接希望者と大きな差を生み出すことにつながります。
優秀な人材になるには、まず良い成績を取ることとコミュニケーションを円滑に図れるようになることが重要ですので、転職まで期間のある人は現職でのアピールポイントはしっかりと作れるように準備をしていきましょう。
最後に
これらは実際に経験を積んでいく中で感じたことなので、これからのみなさんにとってはぜひ参考してもらいたいことです。
それ以外にも独学でやってきたことややるべきだったなと思うことはたくさんあります。
現在のIT業界は売り手市場から買い手市場に動きつつあり、数年前と比べて採用率も下がりつつあるかなと思います。
しかし、「未経験ではもう採用されなくなる」わけではなく、未経験だけど優秀な人材が採用されます。
日々働きつつも勉強を続けていくことはとても大事になってきます。
それでも私の経験上、独学は常に不安が付きまといます。
そのために現在、未経験転職を目指す方向けのパーソナルコーチングを行っています。
私自身も未経験でエンジニア転職をしたので、実際に独学でやったことや独学方法の伝授、転職後に感じた未経験転職者がやるべきことなど経験に裏付けられたアドバイスが可能です。
何よりもあなたの進捗具合を見た上で何をすべきかの具体的なアドバイスが可能です。
もし、このまま独学で勉強することが不安だという方は、ぜひ受講してほしいです。
1回1000円/60分ですが、週1回〜2回であればあまり費用はかかることはありません。
また、上記の費用以外は一切頂いておりませんので、1000円以上のベネフィットを与える自信があります。
無料相談も行っておりますので、気になる方はぜひお問い合わせください。