【SEO対策】検索順位が変わるモバイルファーストインデックスの対策法

投稿日:2023/05/31 最終更新日:2023/05/31

【SEO対策】検索順位が変わるモバイルファーストインデックスの対策法

モバイルファーストインデックスとは?

モバイルファーストインデックスは、Googleが採用している検索エンジンのインデックスの一つです。

通常、Googleはウェブページを検索結果に表示するために、ウェブページのコンテンツやリンクなどを解析してインデックス化します。

以前は、Googleはデスクトップ版のウェブページを基準にしてインデックスを作成していました。

しかし、モバイルデバイスの利用が急速に増え、ユーザーの多くがモバイル機器を使用してウェブ検索を行うようになったことに対応が必要となりました。

そのため、モバイルファーストインデックスでは、モバイルデバイス向けのウェブページのコンテンツを優先的に解析してインデックス化を行い、モバイル版のウェブページが優先されるようになります。

具体的には、モバイルファーストインデックスでは、ウェブページのモバイルフレンドリー性、モバイルデバイスに最適化されたレスポンシブデザイン、高速なページ読み込み速度などが重要な要素となります。

モバイルファーストインデックスに対応していないウェブページは、検索結果で表示されにくくなる可能性があります。

モバイルファーストインデックスは、モバイルユーザーの利便性を向上させるために重要な役割を果たしています。

ウェブサイト運営者や開発者にとっては、モバイルフレンドリーなウェブデザインやパフォーマンスの最適化が重要となります。

モバイルファーストインデックスの対策方法は?

1. レスポンシブデザインの採用

ウェブページをモバイルデバイスに適応するために、レスポンシブデザインを採用することが必要です。レスポンシブデザインにすることで画面サイズに合わせてコンテンツが自動的に調整され、ユーザービリティの向上を図れます。

もし、PCデザインのみでサイト設計をしている場合はスマホデザインを含めたレスポンシブデザインに修正するべきです。

2. モバイルフレンドリーなコンテンツ

モバイルユーザーが使いやすいコンテンツを提供しましょう。テキストは読みやすく整え、ボタンやリンクは適切なサイズと間隔で配置されていることを確認し修正を都度行いましょう。

3. 高速なページ読み込み速度

通信環境の有線や無線に違いなどによりモバイルユーザーは通常、インターネット接続がデスクトップよりも遅いことがあります。ページの読み込み速度を最適化し、画像データなどを軽量化することでユーザーエクスペリエンスを向上させましょう。

4. モバイル向けのコンテンツ提供

デスクトップ版とは異なるモバイル向けのコンテンツを提供することも重要です。ユーザーがモバイルデバイスで求めている情報を的確に提供しましょう。しかし余りにもPCとは異なるデザインにすることは避けた方が良いかもしれません。

5. モバイル用メタデータの最適化

ページのタイトルタグ(h1/h2/h3)、メタディスクリプション、ヘッダータグなどのメタデータを最適化し、モバイルユーザーに適切な情報を伝えましょう。

6. モバイルショートコードの使用

モバイルユーザーに便利な機能として、モバイルショートコードを使用して特定の操作や情報へのアクセスを簡素化することができます。

7. モバイルデバイスでのテスト

ウェブページを実際のモバイルデバイスでテストし、レイアウトや機能の問題がないことを確認しましょう。

8. Google Search Consoleの監視

Google Search Consoleを使用して、モバイルファーストインデックスに関連する警告やエラーを監視しましょう。問題が発生した場合は、早急に修正する必要があります。

まとめ

モバイルファーストインデックスはすでにGoogle検索上で移行が完了しています。

そのため、モバイルファーストのサイト設計は必須のものと言えますので、本記事の内容で足りていない部分があれば修正を加えていくことをオススメします。


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