投稿日:2023/07/09 最終更新日:2023/11/21
【成長】本を買っても読まない人の効率的な解決法
社会人にとって読書は自己研鑽には欠かせない行為の一つです。
マーケティングや経営、戦略、IT関連本など様々なジャンルの本を読むことで幅広い知識を身につけ、実際の業務に応用していくことができます。
私は現在エンジニア職をしておりますが、月に最低でも2冊の本(ビジネス・戦略・技術書など)を読んでいます。
しかもただ読むのはではなく、必ず2冊の内容を仕事で活用しています。
このサイクルが出来てからは、「社員という立場での戦略設計」や「業務効率化」への知識・思考が格段に向上したなと感じています。
そして、この記事を読んで頂いている方に伝えたいことがあります。
皆さんは本を「買って」読んでいますか?
、、、そんなことは当たり前だろう、、
と、思われるはずです。
でも買った本の何%を自分の知識に出来ていますか?
多くの人は買ってみたものの読んでない本がありませんか?
これかなりもったいないですよね。
つまり、多くの人は本を買って読んでいることが多いと思いますが、「借りる」という手段を忘れてはいませんか?
社会人になるとお金に余裕が出ますので、ついつい気になる本を書店で買ったりなんてことが。
一応を念を押しておくと買うことを批判しているわけではありません。
買うこともイイのですが、私は「借りる」ことをオススメしたいです。
実際に「買う」から「借りる」に移行したことで読書に対する向き合い方、定着率はかなり上がったなと感じますので、ぜひ参考にして欲しいなと思います。
それでは、なぜ「借りる」のかについて解説していきます。
「借りる」メリット①:無料で読める
まずは無料で読めることがメリットです。
借りるためには人から借りる・図書館で借りるが該当するでしょう。
私の場合はよく図書館を利用しています。
図書館であればどこの自治体でも大小限らなければ必ず一つはあるはずです。
書店に行けば分かりますが、ビジネス書や技術書など社会人におすすめされる本はどれも2000円〜3000円することが多いのではないでしょうか?
例えば月に2冊を読むとすれば、毎月の出費が4000円〜6000円になるはずです。
意外とこの出費って削れたら嬉しくないですか?
恋人とのデートやジムなど他の趣味やイベントにお金を回すことができれば、より人生は充実したものになります。
本を読むのであるならば買うのも借りるのも同じです。中身が同じだから。
仮に借りたとしてもその内容が非常にためになって、この先も読み続けたいなぁと思うのであれば借りた後に買えばイイだけです。
もし図書館を使用するなら大体読みたい本が1冊はあるはずなので、まずは図書館で読んでみるのをオススメします。
「借りる」メリット②:返却期限がある
図書館を借りない人に多いのが返却期限が面倒くさいからという人が多いです。
でも私から言わせてもらいたいのは、仮にその人が本を買ったとしてもほとんどは読まないで終わるはずです。
人にはモチベーションの波があります。
その源泉は「やらねければいけないこと」「やるべきこと」など必要に迫られていることが基になっているはずです。
もし、買った場合どうなりますか?
その本はあなたの所有物となり永遠に持ち続けることができます。
もし、その本の内容が今は必要があまりないとしたらどうですか?
おそらく後で読もうとなるはずです。
こうなった場合はほとんどの場合本棚の奥に眠ることになるでしょう。
なぜなら、読みたいけど必要になった場合にいつでも読める状態になったから。
これだったら本を買わないほうがいいです。
実際私も昔は何冊か本を読まずにブックオフへ売ったことがあります。
ただ、本を読んでもっと知識を身につけたい、仕事に活かしたい、というのであれば図書館で借りましょう。
返却期限を活用するのです。
大方図書館は2週間の貸出期間を設けています。
2週間もあれば毎日20ページ〜30ページを読めば大方のビジネス本は読み切れてしまいます。
しかも、貸出期間は2週間となっていますから、あなたは決められた期間に読み、返しに行かなければいけません。
もし、忘れたりしてしまえばペナルティを課せられたり、電話でお叱りを受けるかもしれません。
また、わざわざ借りに行った本を読み切らずに返却しにいくのは無駄な労力を使ってしまうのみならず、もったいなくないですか?
なので、このことが理解出来ている社会人であれば、せっかく借りたから読まなければと思うはずです。
これば先ほど挙げた、「やらねければいけないこと」に自動的に含まれます。
本を読まないことであなた自身に損失を与えてしまうからです。
締切を強制的に作ってしまうことで1冊を読み切るモチベーションにつながるでしょう。
「借りる」メリット③:書き込めない
買った本であれば、あなたの所有物なので書き込んで使うことができます。
しかし、借りた本は貸方の所有物なのであなたは書き込みをすることができません。
ただ私からすれば書き込めないほうが良いです。
なぜか、それはノートに書くしかないからです。
仮に1冊の本を買って書き込んだ場合と借りてノートにまとめた場合を比較してみて下さい。
私の場合ですが、後者の方が1回の読書でも多くの事柄が記憶に残っていました。
これはこの記事を読んでくれている多くの人が理解出来ることがですが、ノートの方が記述量が多くなります。
本への書き込みの場合は、もともと重要な事柄が書かれているので、自分がすでにある知識をちょこっと描いたりする程度のはずです。
マーカーで線を引くのなんて意味はありません。多分次に読むのは大方1年後ではないでしょうか。
ノートにまとめる場合はより多くの事柄をあなた自身で要約して書かなければいけません。
なので、自然と書き込みよりも記述量が増えます。
しかも、まっさらな状態から描きことで思考の整理と復習を一気に行うことができます。
※買った場合でもこの手順を踏むことができれば同じ効果が得られるはずです
そして返却した後もその内容を思い出したければまとめたノートを見返しましょう。
一言一句思い出すことは不可能ですが、そこに書かれていた重要事項やあなたがその時に記憶していた思考を思い起こすことが出来るはずです。
しかも、まとめているため本よりも何倍も早く復習が可能ですよね。
「借りる」メリット④:気軽に読める
本を買う際に多くの人は「〜さんがオススメしたから」とか「WEBサイトでオススメされていた」とか「レビューがいいから」という理由で買っている人が多いのでは?
かくいう私もその一人です。
せっかく数千円を払って本を買うくらいなら身になる内容の本を買いたいですよね。
だから多くの人がこのような理由で本を選ぶのではないでしょうか?
しかし、この世には数え切れないほどの本が存在します。
あなたがおすすめで見たその本は、この世にある本の何分の一でしょうか?
実際にオススメの本を読んでみてどうでしたか?身になりましたか?
多分身になってはいるはずです。
読まないよりは読んだ方がいいですし。
なんかこんなことを言われるとどの本を買ったらいいのかわからなくなりますよね、、
この場合、図書館ならとりあえず無料で借りて読むことができます。
内容が自分に合っていなければ別の本を読むといいでしょう。
この作業が無料で出来るわけです。
買うとしたら1万円は使わないといけない気がします。
だから皆さんオススメやレビューを見て買うというわけですね。
あと、一冊の知識だけで勝負をするのはあまりよろしくはないです。
情報元はたくさんありますし、伝達されていくにつれて様々な主観で脚色されていきます。
つまり、あなたはその本が本当にその結論なのかを確認する必要があります。
これは何冊かの本を読まないければ解決することが出来ません。
しかし、何冊かを読むことによって「Aという本では〇〇と書いてある」「でも、Bという本では××と書いてあるなぁ」「あれ、Cという本では〇〇と△△書いてあるぞ」みたいなことが理解出来ます。
技術書であれば決まり切った内容が書かれていることが多いので、どれも同じ結論で結ばれているでしょうが、ビジネス書などはこういう場合が多いです。
そうなれば、あなたは一つの事柄に対して色々な手法を知ることになります。
色々と試してみて自分に合うものを試すことが出来るでしょう。
これが、図書館なら無料で出来ちゃいます。
もしかしたらオススメされたことのない本があなたにとって有益だったなんてことも、、
まとめ
再度念を押しておきます。
本を買うことを批判してはいません。
買う→読む→仕事に活かすのステップを踏めているなら何もいうことはありません。
買ったのに読まない人も数多くいますので、私は借りることをオススメしているだけなんです。(自分がそうだから)
読書は読んで字の如く、書を読むという意味です。
買っても読まないのなら読書ではありません。
つまり意味はないということです。
でも、心の奥では読まないとなぁと思っている方はぜひ一度と図書館で借りてみてはいかがでしょうか?
これは筆者自身の経験を基にしていますので、参考になるはずです。