WEB制作で誰でもすぐに実践できるSEO対策方法

投稿日:2022/06/21 最終更新日:2022/10/27

WEB制作で誰でもすぐに実践できるSEO対策方法

SEO(検索エンジン最適化)はWEBサイトづくりには避けて通れません。

でも、結局SEO対策って何するの?何が効果あるの?

こんな時にすぐ実践できるSEO対策法を紹介します。

Lighthouseを使おう

LighthouseはあなたのWEBページに点数をつけてくれる無料のソフトウェアです。

Chromeの拡張機能にもありますし、少し前には開発者ツールにも標準搭載されるようになりました。

Lighthouse – Chrome拡張機能

拡張機能をダウンロードしたら、調べたいページを開いてChrome右上にある灯台のアイコンをクリックします。

すると、Lighthouseがあなたのサイトを検査しますので、1分ほど待機します。

結果が返ってきました。

点数を付けてくれる項目は「Performance」「Accessibility」「Best Practice」「SEO」の4つです。

※全て100がMAXの点数です

Performance

ページが全て表示されるまでの速さや画像が読み込まれる速さなどページがどれだけユーザーがストレスなく利用できるかを点数化したものです。

この項目はサイトに色んな機能を付けることでだんだん点数が低くなることが多いです。

例えば、JQueryとかAPIとか外部から読み込むものやサイズの大きい画像を使うなどは低くなりがちです。

これに関しては、ページの表示が極端に遅いとかでなければ気にすることはありませんが、50点以下に場合は早急に対処する方がいいかもしれません。

Accessibility

HTMLにて正しいタグで書くことが出来ているかを点数化しています。

なぜこれが重要かというとタグには重要な意味合いがあるからです。

目の不自由な方がページの内容を理解するためには音声読み上げソフト(もしくはブラウザ機能)を使用します。

音声読み上げソフトは「見出し」「強調文」「画像」「テキスト」などをHTMLタグで判断します。

そのため、本来は見出し(つまり、<h1>や<h2>など)にしなければいけない箇所を<p>で表現してしまうと見出しではないと判断されてしまい、音声読み上げソフトが正しく内容を伝えることが出来ません。

そのため、正しいタグを正しい所で使用することで誰でも安心使えるWEBページになるわけです。

これは経験や知識によるものが大きいですが、Googleも重視している内容なので侮ることなかれです。

Best Practice

あなたのページでもっとこうしたほうがいいよという事例を教えてくれます。

点数高ければ修正箇所は特にないと判断できます。

ただ、ページのスクロールやスマホで見たときの表示など細かい部分で使いにくくなってしまっている可能性があります。

そんな時は「Best Practice」が教えてくれますので、逐次教えてくれた通りに直してみましょう。

SEO

今回の本題ですね。

ここでは、「このテキスト小さすぎるよ」とか「ここのテキストが崩れているよ」とか「画像粗すぎるよ」という問題点を教えてくれます。つまりは教えた内容を直せばユーザーが見やすく便利になるよということです。

この点数を良くしたからといって、すぐに順位が上がるなんてことはありませんが長い目で見れば使いやすく・見やすいサイトの方が見る人からすればいいはずです。

私は「SEO」の内容は時々修正して90点以上になるよう気を付けています。

必要な情報が入っているか確認しよう

SEOの向上には内部の機能を充実させることだけが重要ではありません。

一番大切なのは、あなたのWEB全体の内容が見る人からして充実した内容になっているかどうかです。

先ほど紹介したLighthouseの点数が全て90点以上だったとしても、投稿されている記事の内容がスカスカだったら意味がありません。

そして、1つの記事に断片的な情報しか載っていないのなら、他のページを見てくれることもないでしょう。

なぜかというと、あなたのページでは欲しい情報を得られなかったと思うからです。

どんな内容の記事を作るにしても深堀りすれば沢山情報をゲットできるので、「この内容ならこの情報は入れておいた方がいいな」というものがあればどんどん追加していきましょう。

※やりすぎると長すぎになって読み切れなくなるので適切な長さで調整をしましょう

投稿した記事が十分にあるか見てみよう

ブログ記事に限ってですが、記事の投稿数も重要な要素です。

まず人気のWEBサイトは投稿記事数がすごく多いです。

企業が作ったサイトはこの傾向があり、同じサイトを複数人の従業員で投稿作業をしているわけなので、多いのは当たり前なのですが、個人だとしても時間を掛ければたくさんの記事を作ることが出来ます。

例えば、美容ジャンルのサイトで10000本の記事があるとすれば気になるページや欲しかった情報のあるページは100本はあるはずだと思います。

どんな人がどのタイミングであなたのサイトを見てくれるのかは分かりませんが、一度見たときに「あれも見てみよ」「このサイト良いかも」と思ってもらえればこっちのものなので、まずは「100本記事投稿」を目標に1本/1~2日のペースで無理なく投稿してみるのがいいのではないでしょうか?

でも、すぐには出来ないことなので日ごろから投稿した記事を一度読み直すのもGoodです。

一度読んでみると「あれっ日本語がおかしいな」とか「この記事の情報はちょっと薄いな、、」ということに気付きやすいです。

カンタンですぐに修正できるのでおすすめです。