個人的にまとめた10分で読めるハードディスク(HDD)

投稿日:2023/03/04 最終更新日:2023/03/05

個人的にまとめた10分で読めるハードディスク(HDD)

ハードディスク(HDD)

・パソコンのデータを保存する部品
補助記憶を担いシステムドライブ(OSなど)やデータドライブ(作成ファイル)として使用

サイズ

・主に3.5インチと2.5インチ
・接続の規格は IDEとSATA(SATAが主流)
・デスクトップ=3.5インチでノート=2.5インチ
・ハードディスクとケーブルのコネクターはL字型が特徴
・近年はSSDが多いためHDDが使用されているとは限らない

補助記憶とは

・HDDはパソコンをOFFにしても消えない(不揮発性)
・OSやプログラムの起動時:HDD→メモリー読みこみ→CPU処理
→ この流れでデータを処理する

内部について

・アーム、磁気ディスク、磁気ヘッド、スピンドルモーターで構成
→ 磁力を使用して読み書きをする
→ SSDは半導体を使用
・磁気ディスクとヘッドの隙間はわずかしかない
→ HDDの落下などが故障につながる原因
・磁気ヘッドのN極とS極で磁気ディスク上の領域を磁化する
→ 電圧/電流が変化し0と1のデジタルデータとなる

回転数について

・磁気ディスクが1分間にどれぐらい回転するか=rpm
・主な回転数は5400回転7200回転
→ 前者はノート/後者はデスクトップで使用

プラッタについて

磁気ディスク自体のこと=プラッタ
・1枚~2枚が一般的
→ 容量の大きいハードディスクは3枚や4枚
・最近は1〜2枚でも高容量化している
作成データの保存にはHDDが現在でも使用される
システムドライブはSSD
→ このような構成の場合はセカンドドライブ/セカンダリードライブという

ディスクキャッシュについて

・ハードディスクの一時的な記憶ができるキャッシュメモリ
・近年は高容量化が進んでいる

読み書きの流れ

シーク>サーチ>データ転送の順
・シーク:目的のトラックに移動すること
・サーチ:目的のセクタ(トラック内の区画)を待機
・データ転送:目的のセクタにデータを読み書き
→ データの保存はこれの繰り返し

セクタとは

HDDの最小区画のこと
・セクタに書き込める量=セクタサイズ
・近年は4Kセクタ(4096バイト)が主流
・セクターの故障=不良セクタ

パーティションについて

・HDDにある区切りのこと(CドライブとGドライブの2つあるみたいな)
→ 1つのドライブで2つの仮想的なドライブを作る=論理的なドライブ
・近年はHDDが2つでそれぞれCドライブとGドライブが多い
→ 論理的なドライブではないことが多い

フラグメンテーション(断片化)とは

・データを別々のトラックのセクタ上に断片化して書き込みされること
・いわゆる経年劣化による故障
・連続したセクタなら動作は早いがこの場合は遅くなる
・シーク音がうるさくなる
・フラグメンテーションの修理=デフログ

参考URL

https://www.pc-master.jp/words/hdd.html


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