猫の手も借りたい時に抑えておくと効率アップするReactライブラリ10選

投稿日:2023/06/16 最終更新日:2023/06/15

猫の手も借りたい時に抑えておくと効率アップするReactライブラリ10選

ライブラリに依存しない設計は個人的に重視すべきことと考えていますが、時には時間的な制約上ライブラリを使って実装することもあり得ます。

このような場合に備えて知っておくとに役立つReactライブラリを10個をご紹介します。

全てを覚えておく必要はありませんが、どんなライブラリなのか頭の片隅にでも留めておくといつかは役立つはずです。

それでは行きましょう!

Reactライブラリ10選

下記で紹介しているライブラリは有名どころが中心になっています。

しかし、Reactを使って間もない方やライブラリをほとんど使わない人にとっては良い情報になるかもしれません。

react-icons

数百ものアイコンセットを提供するReactコンポーネントライブラリです。

様々なアイコンを簡単に利用でき、カスタマイズも可能です。

React Icons Documentation

formik

フォーム作成とバリデーションを容易にするためのReactライブラリです。

シンプルなAPIと強力なバリデーション機能を備えており、複雑なフォームの処理をサポートします。

Formik Documentation

react-spring

アニメーション効果を作成するためのReactライブラリです。

物理ベースのアニメーションスプリングを使用し、滑らかでリアルなアニメーションを実現します。

React Spring Documentation

react-beautiful-dnd

ドラッグアンドドロップの機能を提供するReactコンポーネントライブラリです。

リストやグリッドなどの要素を簡単にドラッグして並び替えることができます。

React Beautiful Dnd Documentation

react-router-dom

Reactアプリケーションのためのルーティングを提供するライブラリです。

複数のページやルートを管理し、SPA(シングルページアプリケーション)の開発をサポートします。

React Router Documentation

react-query

データのフェッチとキャッシュを管理するためのReactライブラリです。

非同期データ取得やAPIリクエストの管理を簡素化し、高速かつスケーラブルなアプリケーションを構築できます。

React Query Documentation

react-toastify

ユーザーフィードバックを表示するためのReactコンポーネントライブラリです。

通知メッセージやアラートをポップアップで表示し、ユーザーに対するインタラクティブなメッセージングを提供します。

React Toastify Documentation

react-select

カスタマイズ可能なセレクトボックスを提供するReactコンポーネントライブラリです。

ユーザーが選択肢をドロップダウンから選ぶ際に、高度なカスタマイズや検索機能を追加できます。

React Select Documentation

react-datepicker

日付選択機能を提供するReactコンポーネントライブラリです。

直感的なインターフェースで日付を選択でき、日付のフォーマットやカスタマイズも可能です。

React Datepicker Documentation

react-hook-form

フォーム作成とバリデーションを支援するためのReactライブラリです。

簡潔なAPIと高速なパフォーマンスを備えており、複雑なフォームの状態管理やバリデーションを簡単に行えます。

React Hook Form Documentation

注意点

注意すべきことは全てを闇雲に使うべきではないということです。

出来れば自分で実装出来る内容であればライブラリは使わずに実装しましょう。

理由は以下に挙げておきます。

①いつか開発が停止されて置き換えをしなければいけない可能性がある
②バージョンアップにより一部のコードを修正しなければいけない可能性がある
③バージョンアップにより依存関係が崩れ、正常に機能しなくなることがある

jQueryやjQueryライブラリを使用したことのある人であればなんとなく察しがつくと思います。

ただ、jQueryほどではないと思いますが、自分で実装出来る部分を他で代用する(=ライブラリ)ことになるので、出来る限り導入に対しては様々なコスト(導入面/運用面など)を考慮して慎重に検討していくべきです。

まとめ

これらのライブラリは手段として抑えておくと開発時の選択肢として役立つはずです。

先ほども書いた内容になりますが、実装面ではライブラリに依存し過ぎる設計は今後のことを考えると避けるべきです。

導入コストや運用コストを考えた時に問題ないようであれば、活用していくのも全然アリですので是非抑えておきましょう!


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