投稿日:2023/06/14 最終更新日:2023/06/14
Gitを使いこなすための必須コマンド15選
Gitを使いこなすための必須コマンドを以下に詳細な説明と共にご紹介します。
これらのコマンドを使うことで、Gitの基本的な操作やバージョン管理を効果的に行うことができます。
Gitコマンド15選
git init
新しいGitリポジトリを初期化します。
カレントディレクトリ内に .git ディレクトリが作成され、バージョン管理が開始されます。
git clone <リポジトリURL>
リモートリポジトリを複製して、ローカル環境に取得します。
指定したリポジトリURLから全てのファイルや履歴がダウンロードされます。
git add <ファイル名>
変更をステージングエリアに追加します。
指定したファイルを次のコミットに含めるために準備します。
git commit -m “コミットメッセージ”
ステージングエリアの変更をコミットします。
コミットメッセージは変更の内容や目的を説明するために使われます。
git push
ローカルの変更をリモートリポジトリにプッシュします。
他の人とコードを共有したり、リモートリポジトリのバックアップを作成したりするのに使用されます。
git pull
リモートリポジトリから最新の変更を取得してマージします。
ローカルリポジトリにあるコードを最新の状態に更新するのに使用されます。
git branch
ブランチの一覧を表示します。
現在のブランチはアスタリスク (*) で表示されます。
git branch <新しいブランチ名>
新しいブランチを作成します。
指定した名前のブランチが作成され、現在のブランチから分岐します。
git checkout <ブランチ名>
指定したブランチに切り替えます。
異なるブランチで作業するために使用されます。
git checkout -b <新しいブランチ名>
新しいブランチを作成して切り替えます。
git branch コマンドと git checkout コマンドを組み合わせたショートカットです。
git merge <ブランチ名>
指定したブランチを現在のブランチにマージします。
異なるブランチでの変更を統合するのに使用されます。
git log
コミット履歴を表示します。
過去のコミットメッセージや変更内容、コミットした日時などを確認するのに使用されます
git status
現在のリポジトリの状態を確認します。
変更されたファイルやステージングされていない変更の一覧を表示します。
git diff
変更内容の差分を表示します。
ステージングエリアとの差分や、コミットとの差分を見ることができます。
git remote
リモートリポジトリの操作を行います。
リモートリポジトリの一覧や追加、削除などの操作が可能です。
まとめ
基本的に使用するGitコマンドは数が限られていますが、知っておくと場合によって非常に便利な時があります。
そのため、たまにGitコマンドを調べてみるといいでしょう。
参考資料
Pro Git book (英語)